シトリン(Chitrine) 和名:黄水晶 モース硬度:7 誕生石の意味:社交性、勇気、活力、希望
●11月の誕生石シトリンの色・特徴
11月の誕生石シトリンは、クオーツ(石英)の仲間で、黄色い水晶のことです。天然の色のものは少なく、アメシスト(紫水晶)を加熱してオレンジ色に変えたもの(焼きシトリン)がよく流通しています。
水晶に鉄イオンが含まれることにより、黄色に変化した誕生石です。
アメシスト(紫水晶)と、シトリン(黄水晶)が一つの石の中に層状に存在するアメトリンも存在し、アメシストと関わりの深い誕生石です。
シトリンはその色合いが黄色いトパーズと似ていることから、シトリントパーズとも呼ばれて混同されていますが、実際はクリスタル(水晶)の仲間の誕生石です。
柑橘類のシトロンの色に似ている事から、シトリンと名付けられました。
SUPER STONES
●11月の誕生石シトリンのお話
11月の誕生石シトリンは、古くから商売の繁盛と富をもたらす「幸運の石」として珍重されてきた宝石です。
また、古代には邪悪なものや、蛇の毒から守ってくれると考えられていた誕生石です。
11月の誕生石シトリンの中でも、ポルトガル領であるマディラ島で作られたワイン、「マディラワイン」のような深いオレンジ色のシトリンは、マディラシトリンと呼ばれ、大変人気があります。
●11月の誕生石シトリンの効果
11月の誕生石シトリンの黄色い色は金貨のようであるため、金運・財運・富をもたらす宝石として大切にされてきました。商売繁盛のお守りとしても良い誕生石です。
11月の誕生石シトリン好奇心を強める働きもあるため、新しい事をはじめる手助けをしてくれます。潜在能力を引き出し、楽しみながら成功をおさめる事ができます。
シトリンの太陽の光のような暖かい色は希望と自信を運び、人間関係を豊かにしてくれる効果もあります。自分が優しく温かな人になる事で、まわりからも好かれ、良い関係を築くことができると言われています。
また、創造力を高める効果もあり、直感的、創造的な仕事をしている人には特におすすめの誕生石です。
●11月の誕生石シトリンの産地
ブラジル、チリ、メキシコ、ベトナム、マダガスカル、コンゴなど