ガーネット(Garnet) 和名:柘榴石 モース硬度:7-7.5 誕生石の意味:秘めた情熱
●1月の誕生石ガーネットの色・特徴
1月の誕生石ガーネットとして一般的に知られているのは美しい深紅のものですが、実はガーネットには様々な種類、色のものがあります。
アルマンダイト、パイロープ、デマントイド、グロシュラーライト、ヘソナイト、ロードライト、ツァボライト、スペサタイト(スペサルティン)、ウバロバイト等、成分によっても様々な呼び名があります。
色は青を除いたほとんどの色(無色・黄・褐・赤・緑・黒など)があり、結晶系は等軸晶系や正方晶系で、結晶は菱形十二面体、偏方多面体となります。
12面体や24面体の整った形状から、誕生石の一番目に選ばれたといわれています。
カルシウム・マグネシウム・鉄・アルミニウム・クロム・チタン・マンガンなどからなる宝石。ガラス状の光沢をもつ誕生石です。
結晶中の微細な針状内包物により、不透明ながら6条または4条のスター効果(アステリズム効果)を示すスターガーネットも存在します。
SUPER STONES
●1月の誕生石ガーネットのお話
ガーネットという名前は、ラテン語の”granum”(種子、殻粒)から派生した"granatum"(多くの種子をもつもの=柘榴)からきています。
権力、優雅、勝利の象徴とされる誕生石で、古来より世界各地で神聖な石として崇められてきました。
古くから人々に親しまれてきた誕生石・ガーネットは、様々な物語が残されています。
ヨーロッパの古い伝承では、戦場に赴く戦士が恋人に再開の証としてガーネットを贈ったり、友との友情の証としてガーネットを交換したというお話があります。
●1月の誕生石ガーネットの意味・効果
1月という寒い季節の誕生石・ガーネットは、変化の少ない冬の季節に変化をもたらす石と言われています。
血液などの循環を促し、生命力を高め、免疫力を強くして、身体中に活力を行き渡らせ、寒い冬を乗り切る事ができます。
エネルギーを高めるので、エネルギー不足の解消に効果があります。
また、生殖器系に働きかけ性的な力や興奮を起こさせる、性的な魅力がアップするとも言われます。
前向きな気持ちで持つと、人生で暗闇のような状態でも、未来を明るく照らしてくれ、物事の本質が理解できるよう手助けをしてくれる誕生石です。
●1月の誕生石ガーネットの産地
インド、スリランカ、アフガニスタン、ブラジル、マダガスカル、タンザニア、アメリカ、カナダ、日本など